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STD性感染症治療ガイド

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当サイトは、周りや人に相談しにくい性感染症のお悩み。検査、治療ができるクリニックやプライバシーや利便性に配慮したオンライン診療で性感染症の治療ができるクリニックなどの情報提供をしております。

当サイトは、性感染症クリニックの監修を受けて運営しております。

性感染症治療のよくある悩み
  • 周りに知られないか心配
  • 何科のクリニックに行ったら良いか分からない
  • 症状が心配なので早く治療したい
  • 忙しくて通院する時間がない
  • 定期的に検査して安心したい

STD性感染症の種類について

STDの略は「Sexually Transmitted Diseases」で、日本語で「性感染症」と訳されます。
性感染症(STD)は、性的接触を通じて伝播する一連の感染症です。これにはバクテリア、ウイルス、寄生虫によって引き起こされるものが含まれます。代表的なSTDには、クラミジア、淋病、梅毒、トリコモナス症、ヘルペス、HIV、HPV(ヒトパピローマウイルス)があります。これらの感染症は、未治療の場合、不妊症、慢性疼痛、さらには命に関わる健康問題を引き起こすリスクがあります。STDの予防には、安全な性行為の実践、定期的な検査、感染した場合の迅速な治療が重要です。多くのSTDは、適切な治療により管理または治癒が可能です。


STD性感染症は、誰もが感染する可能性があります。しかし不特定多数とのお付き合いなどの不誠実な行いや風俗と関連が高いため周りに知られないか、大切なパートナーに感染させてないか心配な事柄です。初めての感染の場合、どの病院にかかればよいかも分からない方も多いようです。男性なら泌尿器科(女性も診療可能なところが多いです。)、女性なら婦人科が一般的な診療科目になります。検査治療をするためには、専門のクリニックの外来を受診するかオンライン診療または自宅で行える検査キットを使う方法があります。


STD性感染症は、自覚症状が無いことも多いため、少しでもいつもと違うと感じたら早めの医療機関受診やオンライン診療、自宅検査キットを利用した定期的な検査を行なっておくと安全です。
当サイトでは、STD性感染症についての情報を分かりやすく提供しています。

クラミジア

クラミジア・トラコマティス菌によって引き起こされる性感染症の一種です。この感染症は、性的接触によって広がりますが、症状が出ないか、あるいは非常に軽微なため、感染していても気づかないことが多いです。特に性的活動の活発な20~30代の女性に多く、最近では初交年齢の低下に伴って、10代の女性の感染率も高くなってきています。感染が疑われる場合、早期に検査を受けることが重要であり、未治療の場合は不妊症や他の健康問題を引き起こすリスクがあります。クラミジアは抗生物質によって効果的に治療することが可能ですが、感染を防ぐためには、定期的な検査が推奨されます。

淋病

ネイセリア・ゴノリューエ菌によって引き起こされる性感染症です。淋菌は性交や性交類似行為以外で感染することはまれですが、感染力は非常に強く1回の性交での感染率は30%とも言われています。日本でも増加傾向にあり、感染者は20代の年齢層に最も多い。淋病の症状には、排尿時の痛み、異常な性器や肛門の分泌物、不正出血(女性)などがありますが、感染者の中には症状が全く現れない人もいます。未治療の淋病は、重篤な健康問題を引き起こす可能性があり、特に女性では不妊症のリスクを高めることがあります。幸い、淋病は適切な抗生物質による治療で完治が可能です。感染の予防としては、定期的な性感染症検査が重要です。

梅毒

最近日本で激増している性感染症の一つで、トレポネーマ・パリダムという細菌によって引き起こされる性感染症です。1回の性交での感染率は20%とも言われており、キスだけでも感染します。感染期間よって第1期~第4期までに分類され、それぞれの時期で特徴的な症状があります。性的接触によって伝播し、初期段階では性器や口の周りに痛みのない潰瘍が出現することが特徴です。放置すると、発疹や内臓損傷など、より重篤な症状を引き起こす可能性があります。梅毒は初期段階であれば抗生物質による治療で完治可能ですが、早期発見と治療が重要です。未治療の梅毒は長期にわたる健康問題を引き起こすし重篤の場合は死に至る可能性があるため、定期的な検査が推奨されます。

カンジタ

主にカンジダ属の真菌によって引き起こされる感染症で、最も一般的な形態はカンジダ症(酵母感染症)です。この感染症は、皮膚、口、咽喉、腸、膣など人体の様々な部位に影響を与えることがあります。特に膣カンジダ症は女性に一般的で、かゆみ、刺激感、異常な分泌物などの症状が現れます。この真菌は普段から膣内に存在するため性行為の有無にかかわらず、日常生活の疲労による免疫力の低下にや抗生物質やステロイド剤の使用後などによって増殖し発症することがあります。治療は抗真菌薬により行われ、適切な衛生管理や生活習慣の改善も重要です。

ヘルペス

ヘルペスウイルスによって引き起こされる感染症の一群を指します。主に2種類のヘルペスウイルスがあり、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)は主に口唇ヘルペスを、単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)は主に性器ヘルペスを引き起こします。感染しても発症することはあまりありませんが、日常生活の疲労による免疫力の低下によって発症することがあります。ヘルペス感染症は、ウイルスに直接触れることによって伝播し、感染部位に水ぶくれや痛みを伴う発疹やただれを引き起こすことが特徴です。ヘルペスウイルスは体内に潜伏し続けるため、完全に除去することはできませんが、抗ウイルス薬による治療で症状を軽減し、発症頻度を減らすことが可能です。感染予防には、直接的な接触を避けることが重要です。

トリコモナス

トリコモナス・ヴァジナリスという原虫によって引き起こされる性感染症です。この感染症は、主に性的接触によって伝播します。感染力が強く性行為以外でも共有タオルの使用、便器や浴槽から感染することもあります。感染しても症状が出ないことも多くあります。女性では膣に、男性では尿道に感染が見られ、女性の場合はかゆみ、不快感、異常な分泌物や臭い、性交痛などの症状が現れることがあります。男性の場合は症状が出ないか、または軽度であることが多いです。トリコモナス症は抗原虫薬による治療が可能で、感染している場合はパートナーと共に治療を受けることが推奨され、定期的な検査が推奨されます。

マイコプラズマ・ウレアプラズマ

マイコプラズマとウレアプラズマは、主に性的接触によって伝播する微小な細菌で、性感染症の原因となることがあります。これらの細菌は、特にマイコプラズマ・ジェニタリウムやウレアプラズマ・ウレアリティクムが知られています。

マイコプラズマ

マイコプラズマ・ジェニタリウムは、尿道炎や膣炎を引き起こすことがあります。感染すると、排尿時の痛み、性器からの異常な分泌物などの症状が現れることがありますが、感染しても症状が出ない場合が多いです。

ウレアプラズマ

ウレアプラズマ・ウレアリティクムは、尿道炎や子宮内膜炎など、泌尿生殖器系の病気を引き起こすことがあります。こちらも感染しても症状が現れないことが多いですが、症状が出る場合は、排尿時の不快感や性器からの分泌物などが挙げられます。

どちらも、感染しても症状が出ないことが多くあります。女性では膣に、男性では尿道に感染が見られ、女性の場合はかゆみ、不快感、異常な分泌物や臭い、性交痛などの症状が現れることがあります。男性の場合は症状が出ないか、または軽度であることが多いです。治療には、適切な抗生物質が使用されます。これらの感染症は、適切な診断と治療により管理可能ですが、未治療の場合は不妊症やその他の健康問題を引き起こす可能性があります。感染している場合はパートナーと共に治療を受けることが推奨され、定期的な検査が推奨されます。

コンジローム

ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって引き起こされる性感染症です。特に低リスク型のHPVが原因で、性器や肛門周囲に小さな鶏のとさか状、もしくはカリフラワー状のイボ(尖圭コンジローマ)が発生します。これらのイボは肉色または少し濃い色をしており、一つか複数形成されることがあります。コンジロームは性的接触によって伝播し、見た目や感触が不快であることから心理的な影響も大きい病気です。治療方法には、液体窒素による凍結療法、薬剤による塗布、レーザー治療などがあります。HPVワクチンによる予防も有効で、特に若年層での接種が推奨されています。

HIV(AIDS)

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は、人の免疫システムを攻撃し、徐々に弱らせるウイルスです。HIV感染が進行すると、体は日常的な感染症やがんなどから身を守る能力を失い、最終的にはエイズ(後天性免疫不全症候群)に至ります。HIVは主に血液、性的接触、母子感染を通じて伝播します。初期段階では症状がほとんど現れないか、インフルエンザに似た軽い症状が見られることが多いです。現在、HIV感染を完全に治癒する方法はありませんが、抗レトロウイルス療法(ART)により、多くのHIV感染者が長く健康的な生活を送ることが可能になっています。発症前の早期による発見が重要ですので、定期的な検査が推奨されます。

咽頭クラミジア

クラミジア・トラコマティス菌が咽頭部に感染することによって引き起こされる性感染症です。主にオーラルセックスを通じて伝播し、多くの場合、特に症状が現れないか非常に軽微です。症状が現れる場合は、喉の痛みや不快感、咽頭の赤みや腫れなどがありますが、これらは他の一般的な咽頭感染症と似ているため、特定が難しいことがあります。診断は特定の検査によってのみ確認でき、治療は抗生物質によって効果的に行われます。咽頭クラミジアの感染を予防するためには、定期的な検査が推奨されます。

咽頭淋菌

ネイセリア・ゴノリューエ菌が咽頭部に感染することによって引き起こされる性感染症です。この感染症は、主にオーラルセックスを通じて伝播します。多くの場合、感染しても症状が現れないか、もし症状があっても軽度で、喉の痛みや不快感、喉の赤みや腫れなどが見られます。しかし、これらの症状は他の一般的な喉の感染症と似ているため、特定が難しいことがあります。診断は適切な検査によってのみ確認され、治療には抗生物質が使用されます。咽頭淋菌の感染を予防するためには、定期的な検査が推奨されます。

B型肝炎ウイルス(HBV)

B型肝炎は、HBVによって引き起こされ、性的接触、感染した母親からの垂直感染(出産時)、または感染した血液や体液との接触によって伝播します。多くの場合、成人が感染した場合は自己免疫によって完治しますが、幼少期に感染すると慢性化するリスクが高まります。予防にはHBVワクチンが効果的で、全世界で新生児への接種が推奨されています。

STD性感染症かもしれない症状

症状が弱いもの・ほぼ症状がでない場合もあります。症状が疑わしい場合や、感染する可能性がある行為をした場合に自分で判断することは難しいです。症状がわかりにくいまま病状が進行し、気づいたときには大変な事になっている場合もあります。特に性病は治療しなければ治ることはありません。病状が進行したり、大切なパートナーに感染することがあります。

症状疾患対象
平静時の性器の痛みヘルペス、クラミジア、カンジダ、トリコモナス、ケジラミ男女
性交時痛淋病、クラミジア、カンジダ男女
排尿時痛淋病、ヘルペス、カンジダ男女
性器のかゆみヘルペス、クラミジア、カンジダ、トリコモナス、ケジラ男女
性器や肛門にできものがあるヘルペス、尖圭コンジローマ、梅毒男女
外陰部のただれヘルペス、カンジダ、梅毒男女
不正出血があるクラミジア、淋病、子宮頸がん
腫れクラミジア、淋病男女
下腹部の痛みクラミジア、淋病男女
足の付け根のリンパ節が腫れるヘルペス、梅毒男女
皮膚の発疹梅毒男女
喉の痛みクラミジア、淋病男女

STD性感染症を検査治療する方法

STD(性感染症)の検査と治療は、感染の種類に応じて異なりますが、以下に基本的なアプローチを説明します。

検査

医療機関での検査:
性感染症の検査は、尿検査、血液検査、または感染が疑われる部位からの標本採取(綿棒による採取など)を通じて行われます。検査は通常、病院、クリニック、または専門の性感染症検査センターで行うことができます。

自宅での検査キット:
一部の性感染症については、自宅で簡単に検査できるキットが提供されています。これらのキットは、オンラインで購入し、自宅で標本を採取後、ラボに送付して検査結果を得ることができます。

治療

抗生物質:
クラミジア、淋病、梅毒などの細菌性感染症は、適切な抗生物質によって治療されます。治療は、感染を完全に除去し、長期的な健康問題を防ぐために重要です。

抗ウイルス薬:
ヘルペスやHIVなどのウイルス性感染症は、症状を管理し、感染の拡散を防ぐために抗ウイルス薬を使用して治療されます。これらの感染症は完全には治癒できない場合が多いですが、適切な治療によって症状を軽減し、生活の質を向上させることが可能です。

予防

安全な性行為:
コンドームの使用など、安全な性行為の実践は、性感染症を予防する最も効果的な方法の一つです。

定期的な検査:
定期的な性感染症の検査を受けることで、感染の早期発見と治療が可能になり、感染の拡散を防ぐことができます。 性感染症に対する意識を高め、適切な予防と早期治療により、これらの感染症のリスクを軽減することが重要です。

オンライン診療可能な性感染症について

オンライン診療は、性感染症の診断、相談、そして場合によっては治療の処方までをリモートで提供する医療サービスです。このアプローチは、クラミジア、淋病、梅毒、トリコモナス症、性器ヘルペスなどの一般的な性感染症に対応しています。オンライン診療のプロセスには、患者からの自己報告された症状の評価、自宅で行うことができる検査キットの利用、そして医師によるオンラインカウンセリングや治療指導が含まれます。

オンライン診療の大きな利点は、プライバシーと利便性です。病院やクリニックに行く必要がなく、自宅のプライバシーの中で検査と治療のアドバイスを受けられます。また、症状が軽度である場合や、忙しいスケジュールの中で診療を受けたい人にとって便利な選択肢です。ただし、オンライン診療は全ての状況や重度の感染に適しているわけではなく、場合によっては直接的な医療介入が必要になることもあります。オンラインでの治療が開始される場合、抗生物質や抗ウイルス薬など、適切な治療薬が処方されることがあります。

オンライン診療は、利便性や秘匿性の反面、自費診療のことが多く治療の医療費負担が大きくなることもあります。自覚症状がある場合等は医療保険が使える場合があるため、クリニック外来で検査、治療を受けた方が割安になる場合があります。

プライバシーと保険診療・自費診療について

性感染症の検査や治療を会社やパートナーに知られないか心配な方が多いようです。特に健康保険を利用した治療を選択した場合に会社や自宅などに通知が行かないか心配されている方がいますが、結論は、会社に知られることはありませんし自宅に通知などは届きません。会社にもよりますが、一般的にはプライバシーの問題ですので明細を見ることはありませんが、状況により医療費の通知書などで知られやすいケースがありますのでご紹介いたします。

医療費の明細書にクリニック名が載ることから、クリニック名が性感染症〇〇など直接的なクリニック名の場合は知られる可能性が高くなると思われますので避けた方が良いでしょう。
治療のお薬は、特定の疾患に対するお薬が処方されることがありますので、お薬と薬品情報提供書や薬袋などはきちんと管理してください。

周りに知られるかもと、高い自費診療で治療したりする方や医療機関の受診をためらう方がいるようですが、自覚症状がある場合は保険で治療もできますので、おかしいと思ったら、早めの治療を開始してください。早めの対処が早い回復につながります、また検査にて感染していた場合は、パートナーにも感染していることがありますので、お伝えし一緒に治療をすることをお薦めいたします。

今は、オンライン診療や自宅で検査できるキットなどあり利便性や秘匿性が高いサービスもありますし、対面診療の外来クリニックでも最大限プライバシーに配慮しホスピタリティのある診療を心がけているクリニックも増えてきております。
しかし、性感染症専門外来の無い内科などでも治療は可能と思われますが、対応の差がどうしても出てくると思います。性感染症でおすすめできるクリニックを、当サイトでご紹介しておりますので、活用していただき健康な毎日を過ごしていただければと思います。

ケジラミ症とは
トリコモナス感染症とは
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尖圭コンジローマとは
C型肝炎(HCV)とは